MOMOTA Eiji
2003年1月27日(月)〜2月1日(土)
11:00a.m.〜7:00p.m 土曜日5.00p.m.まで
-赤と黒1- acutylic on canvas 132×162
会場風景
作家の言葉・内容・素材・サイズ
現在の思考中心のコンセプチュアリズムのもとでは、観念や哲学などが優先されるあまり、色や形などが軽視される傾向にあり、観念は見ることに疲れ作品との間に溝ができてしまったように思われてならない。
私は、作家と観客は密着すべきであると思うし、感性やインパクトを優先する芸術(表現)を目指したいと考えている。従って私の作品においては何よりも色や形が重要なエレメントである。さらに、赤と黒、青と白、曲線と直線、フリーハンドとハードエッジなどコントラストの強い対比的な構造に重点を置いている。対極の要素のバランス(変化と調和)は、人間の五官や生活感覚から社会環境に至るまでヒーリングともスパイスとも成り得る本質的な素である。
このような視点から、異質なもののぶつかり合いによるエネルギーを私のメッセージとして作品にした。
素材―キャンバスにアクリル
サイズ―60号、100号
作品点数―15点程度
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1952年、香川県丸亀市に生まれる。 |
美大卒業後、25年間美術教師の傍ら絵画の制作に |
取り組んできた。2000年に退職後、制作活動に専念 |
している。この2年間に、地元のギャラリーで個展3回、 |
グループ展2回開催した。 |
現在は無所属で活動中である。 |
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